不動産投資コアアセットとして期待を集めるデータセンターとは?

昨今急速に発展しているデジタル化で不動産投資の新たなコアアセットとして注目されているデータセンター。データセンター市場動向や立地選定ポイント、今後の展望について解説しています。

現代社会において、IT技術は既に生活の一部となり、IPトラフィックはこれまで増加の一途を辿ってきた。しかし今、在宅勤務の急速な浸透がこの流れにさらに拍車をかけている。 データセンターは、これらIT関連サービスを支える不動産であり、投資家から次のコアアセットとしての期待を集めはじめた。今後も、次世代無線通信技術(5G)を利用したIoTなど新用途の登場によって、さらなる成長加速が期待できるデータセンターにどう向き合うべきであろうか。

不動産投資コアアセットとして注目されるデータセンターとは?

データセンターとは、昨今急速に発展しているデジタル化で不可欠となるインターネットのサーバーやネット機器となるITサービスを物理的に保管し運用する施設のことを指します。また、デジタル時代に欠かせないインフラとなっているため、徹底的なBCP対策が講じられています。省エネ化やデジタルリソースの最適化等、持続可能な環境づくりに繋がることから、日本国内においても注目されています。

JLLオンラインセミナー「データセンター投資~潜勢から飛躍へ」

データセンターは、デジタル化における重要な社会インフラであることから需要が急増し、東京・大阪圏を中心に魅力的な不動産投資セクターのひとつとして注目を浴びています。本セミナーではデータセンター投資市場に関する最新トレンドを解説するとともに、データセンター開発に精通した専門家の方々をお招きし、多角的な視点から議論しています。

データセンター選定で欠かせない要素

データセンターのエリア選定は、「安全性の高い立地」、「高い通信品質の確保」、「強固な災害対策」の3つが主な要素として重要視されています。自然災害等による懸念が年々高まる中、様々な状況を予測した立地を調査し、選ぶことが後々のリスク回避に繋がっていくだけでなく、電力供給での受電環境が整っているかどうか等、幅広い視点を持って優良なデータセンターの立地を選び抜くことが欠かせません。

データセンター市場の今後の展望

アジアの中でも日本は、データセンターの適地として注目されていることから、今後もさらに成長を続けるとみられています。特にクラウドサービス向け大型データセンターの開発投資が急増しており、アメリカ、中国に次いで日本が3番目に多いといわれています。アジアのデータセンター・ハブとなる可能性を秘める日本国内のデータセンター投資を戦略的に進めていくため、先を見据え、専門的なパートナーが必要となってくるでしょう。

データセンターの未来をつくるESGへの挑戦

投資家や企業の意向を受けて、アジア太平洋地域のデータセンター市場においてESG対応は喫緊の課題となりつつあります。JLLは、アジア太平洋地域のデータセンター管理者500名超を対象に調査を実施。データセンター業界におけるESG戦略の最新動向について分析しました。

データセンターの真価を引き出す

1メガワットの年間電力コストは100万米ドル以上。サステナビリティ目標達成と運用コスト削減の実現に向けた「Asset Enhancement(資産価値向上)」とは。

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世界のデジタル化が進む今、データセンター事業者とその利用者のための包括的なソリューションが求められています。

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