リサーチ
アジア太平洋地域の物流不動産、新たな成長への道筋
2021年下半期発行レポート。日本とアジアの物流不動産市場を成長に導いた社会的要因、投資家動向、利回り予測、テクノロジー導入時の評価基準、ESG投資への対応など、投資判断に寄与する主要トレンドについて調査・分析したレポートです。
2021年 09月 07日
アジア太平洋地域における物流不動産への投資額は前年比25-30%増となり、今後3-5年間で倍増すると予測されています。アジア太平洋地域の物流不動産の市場予測と今後の課題についてコロナ禍で変化する企業の物流戦略やテナント需要、投資家動向、ESG投資等の多角的視点から調査・分析しました。
レポートの主な内容
- 資産配分の構造的な変化が資金の流れと投資を促進
- 資金の流れと投資が2020年から2021年上期に力強く成長
- 大型案件とポートフォリオ取引が加速
- 主に恩恵を受けているのは韓国、オーストラリア、中国
- 2023年に投資額は倍増して500〜600億ドルへ
- コアアセットやリースバック取引への投資
- 利回り圧縮が鮮明、今後さらに悪化も
- 資本配分増加の裏付けとなる物流不動産の運用変化
- 「ニューエコノミー」系テナント企業へのシフト
- 急速に進むテクノロジーや自動化の導入
- ESGと人間中心デザインが重要ポイントに
- 物流事業の未来
- 日本の物流不動産市場