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「働き方改革」を促進するオフィス改革

働き方改革によりオフィスという「働く環境」の考え方や役割が大きく変化している。「仕事をするためのオフィススペース」が働き方の多様化により、従業員同士と繋がるための「コミュニケーションを活性化させる場」としてより重要視されるようになった。時代とともに変化変容していく働き方に適応するためのオフィス改革について解説する。

2020年 07月 28日

働き方を促進するオフィス改革とは?

「働き方改革」を実施する上で、人手不足を解消し人材確保へ繋げるため、従業員満足度を向上させていくことは、目標を達成するためのステップとして重要だ。そのステップには、企業文化の醸成や従業員同士のコミュニケーションを活性化させるなど戦略を用いたオフィス改革が必要不可欠となる。本社オフィス + サテライトオフィスまたはリモートワークでオフィス分散・効率化を進める企業や、オフィス勤務を最適化させるため分散していたスペースをワンフロアへ集約し、カフェスペースなどの共用スペースでコミュニケーションを活性化させる企業など、アプローチは様々だが、各企業のオフィス改革は急速な時代の変化に伴い、早急に適応することが求められている。

コミュニケーションで活性化されるヒトの体験

生産活動の場所からコミュニケーション創出を重視した場所へと変化

リモートワークやサテライトオフィス導入により多様な働き方が可能となる中で、Face to Faceでのイノベーション・コラボレーションなどのコミュニケーションや、従業員の帰属意識が改めて重要だと捉えられている。オフィスに集まることの価値が、オフィス分散により再定義され、いかにイノベーションの機会を創出できるか、アイデアを作り合える場所にできるかが重要なポイントとして認識されるようになったからだ。アクティビティスペースやコラボレーションスペース、さらにはミーティングスペースを「コミュニケーション」や「イノベーション」に重点を置いたオフィス改革で創出される従業員のモチベーションが「働き方改革」へと繋がっていくのではないだろうか。

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オフィス改革を押し上げるワークプレイス戦略

リアルコミュニケーションが生まれるオフィスデザイン

リモートワーク + オフィス勤務の集約と分散のバランスで、オフィス出勤時には社内イベントやパーティーを実施、共有スペースを活用してのディスカッションなど、リアルコミュニケーションのハブとなるオフィスデザインがヒトの体験を促進する。柔軟性があり、働く場所を自由に選べるアクティビティ・ベース・ワーキング(ABW)は従業員のデスクを固定せず、働く場所を選ぶことができるので、自然に雑談などのコミュニケーションが生まれる。このようなワークプレイスがヒトの孤独を解消し、モチベーションを上げ、満足度の向上にも繋がってくる。働き方を時代に合わせて改革していくためにもこのようなヒトの体験を重視したワークプレイス戦略により、オフィス改革への取り組みを加速させていくべきではないだろうか。

働き方改革の鍵となるテクノロジーソリューション

ヒトの座席や特定エリアの利用率を有効活用し、オフィスデザイン・設計に取り入れる

リモートワーク制度導入による働き方改革はテクノロジーなしでは実現できない。テレビ会議やプロジェクトマネジメント・コミュニケーションツールなど、テクノロジーは仕事をする上で欠かせないITインフラともなっている。また、オフィスへIoTやIWMSを導入し、デスクやスペースの利用率を可視化することで、従業員の動向を計測し、将来的なワークプレイスの最適化を図ることで、ヒトの体験を向上する真の働き方改革に繋がる事例も増えてきている。

働く上でヒトの体験を生み出すオフィスの存在は、切っても切り離せない関係であるからこそ「働き方改革」を促進させるにはリアルコミュニケーションのハブを作り出すオフィスの改革が今後さらに重要視されるのは明らかだ。偶発的コミュニケーションを創出し、帰属意識の醸成や会社の信用力を向上できるオフィス = ワークプレイスが、働き方を根底から改革していくであろう。

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