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テレワーク時代のサテライトオフィス導入に欠かせない3つのポイントとは?

拡大するテレワークにより、サテライトオフィスの導入を実施する企業も少なくない。テレワークが浸透すると同時に、様々な家庭環境を持つ従業員の働く場所についての課題が浮上し、その解決の一翼を担っているのがサテライトオフィスだ。今回はサテライトオフィスの導入や開設に欠かせないポイントについて解説する。

2020年 12月 02日

柔軟な働き方を実現するサテライトオフィス

サテライトオフィスがテレワーク時代の働き方の多様化を促していることの理由として、いくつか挙げられるが、その中でも自宅に近い場所に設置されているサテライトオフィスは、子育てや介護など、ライフワークとのバランスを重要視している従業員にとっては好都合の環境であることは見逃せない。このようなタイプのサテライトオフィスは、時短勤務の従業員を通常規定で雇うことが可能になるなど、雇用の高いハードルを下げてくれることにも繋がる。また、都心ではなく、地方でのサテライトオフィス導入・開設により、今まで手の届かなかった地方在住の優秀な人材獲得にも寄与する。このようにサテライトオフィスにより、従業員の多様かつ柔軟な働き方を促進するだけではなく、企業サイドとしてもメリットとなる要素がたくさん含まれているのだ。  

サテライトオフィスによる“分散化・効率化”のワークプレイス戦略

テレワークによるサテライトオフィス導入・開設という都心に集約していたオフィス機能を分散させる企業がだんだん増えてきている。オフィスの分散化により、本社オフィスの余剰スペースを最適化することで、コスト面などでの効率化に繋がるケースも以前に比べ多くなった。ITシステムなどテクノロジーの発展が、テレワークにおけるサテライトオフィス導入・開設のオフィス分散化へ大きく影響していることはいうまでもない。それに対して、本社オフィスを拡大、または分散していたオフィスを統合し、コミュニケーション活性化などを目的にした集約型のオフィスづくりに注力する企業も少なくはない。企業のブランドによって課題や目的はもちろん様々で、その本質的な要素を取り入れたワークプレイス戦略を実施していくことによって、将来的な成長への成否が分かれてくるのではないだろうか。 

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テレワーク時代の働き方に欠かせないサテライトオフィス導入の3つの重要なポイント

アクセスしやすい立地に設置すること

サテライトオフィス を導入するからには、従業員にメリットを感じてもらい、モチベーション向上や柔軟な働き方の実現に繋がるようにしなくては不毛となってしまう。通勤時間を短縮することが目的の場合、従業員が自宅からアクセスしやすいターミナル駅に設置されていることが重要なポイントとなる。導入の目的によってもポイントは様々だが、通勤時間短縮のためのサテライトオフィスは多様な人材獲得に繋がるため欠かせない。

個人の働き方を尊重したABWを取り入れたオフィス

多種多様な目的がサテライトオフィスにはあるが、“どこでも”働けるという考え方を取り入れたABW型のオフィス戦略は、個人を尊重した多様な働き方を実現できる。ニューノーマルな時代だからこそ注目されているABWの考え方からサテライトオフィスを活用し、従業員に働く場所の選択肢を与え、モチベーション向上から生産性が高まるという結果にも繋がりやすいのではないだろうか。

円滑なコミュニケーションを取るためのデジタルツールの設定

サテライトオフィスを活用したテレワークに欠かせないのが、仕事上でのコミュニケーションを成り立たせるデジタルツールだ。本拠地のオフィスから離れた場所での仕事となるため、非対面型のコミュニケーションや書類の共有、会議などが業務の中で必ず発生する。それらを全てデジタル上で完結させ管轄できるプラットフォームの設定が必須となる。柔軟な働き方へと考え方がシフトすると共に、その変化した“働く環境”に欠かせないインフラをアップデートすることが求められている。

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