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これからのオフィス移転で必要となる戦略とは?

オフィス移転は、企業の今後を変える一大イベントといっても過言ではない。執務環境の改善や企業のブランディングなど、目的は様々だが、費用対効果を考慮した戦略がオフィス移転の成否を決める。今回は、これからのオフィス移転に不可欠な戦略について解説する。

2021年 01月 13日

企業の将来を左右する「オフィス移転」

オフィス移転はこれからの企業経営の成長に大きく寄与する。理由についてはいくつか挙げられるが、課題解決を前提としたオフィスデザイン・レイアウト設計等を含んだオフィス移転は、従業員の満足度向上により定職率を高め企業の繁栄を促し、有能な人材の確保にも結びつく。企業はヒトから成り立っているからこそ、ヒトを中心に考えたオフィス移転は成功するケースが多いのである。このような”ヒト”を軸に置いた考えを持つ企業は、時代の変化を俊敏に感じ取り、働く場所をアップデートさせるためのオフィス移転をいち早く実行している。例えば、新型コロナウイルスの感染拡大によりリモートワークの増加も見られたが、「オフィスの重要性」に早々に気付き、時代に合わせたオフィスリノベーションで従業員のエンゲージメントを高めていたりする。オフィスという拠点が、企業組織の肝心な心臓部となるからこそ、従業員 = ヒトを中心にしたオフィス移転で時代に適応していくことが、これからを生き抜く上で欠かせない。

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現状をアップデートするオフィス移転に不可欠なオフィス戦略とは?

昨今、withコロナ・afterコロナのオフィスについて、様々な意見が交わされているが、「働く場所の変化が求められている」ということは確かな事実である。JLL日本による企業アンケート調査で「緊急事態宣言後、オフィスは変わっていく」という回答が全体の80%を超えたほど、企業はオフィスを取り巻く環境の変化を感じており、次のアクションが必要だということを実感しているのだ。企業の考え方や、オフィスを取り巻く環境によって、アクションプランに必要な戦略は変わってくるが、「ニューノーマルな要素」と「従業員の多様な働き方」はこれからのオフィス移転を成功させる上で重要なキーワードだ。それらの時代を象徴する要素を考慮し、企業の課題解決のためのオフィス戦略が、オフィス移転を成功に導くためは不可欠であり、企業の個性となるであろう。

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「働きがいのある会社」になるためのオフィス移転で欠かせない3つのポイント

 
現状課題・問題解決とゴールの明確化

オフィス移転を成功させるには、時代の流れと企業の今を俯瞰的に見ながら、現状課題から解決策を見出し、長期的に事業を成長させるという観点でオフィス戦略を練ることが欠かせない。コロナ時代において、「場」の重要性に着目し、コロナ禍だからこそステークホルダーに「オフィスへ訪れる価値」を提供するためにオフィスを拡大移転した企業も見られる。不確実な時代において、正解というものがない中、企業の特徴を活かした戦略設計により、オフィスづくりやオフィス移転を行い、新しい価値を生み出すことで企業個性のプレゼンスにも繋がっていくのだ。

企業コンセプトに合ったオフィスレイアウト・デザイン

堅固なオフィス戦略であっても、アウトプットとなるオフィスのレイアウトやデザインがその戦略にマッチしていないと価値のないオフィス移転となってしまう。ヒトの導線を考慮し、意図的に空間を作ることで、コミュニケーションの活性化に繋がったり、コロナ禍でも最重要視されている安全衛生の確保に直結する。昨今、従業員の柔軟な働き方をベースにしたABW型オフィスへのリノベーションも見られるようになったが、このようなケースは企業のコンセプトやバリューがオフィスを通して垣間見られ、企業ブランディングにも寄与する。「場」の価値が再定義されている今だからこそ、戦略をアウトプットするオフィスレイアウトやデザインは企業そのものを象徴し、オフィス移転の成功への鍵を握っているのだ。

オフィス移転後の効果検証

オフィス移転の成否は、オフィス移転後のアクションによって変わってくる。課題が解説し、具体的な効果が現れているのかを確認することが費用対効果の検証にも繋がる。検証の方法は様々だが、オフィスの利用率を可視化するテクノロジーツールがより明確な数値を導き出せる方法の1つとして挙げられる。テクノロジーを活用することで、ヒトの導線を意図して作られたレイアウトやデザインがオフィス移転後、実際にどのように使われているのかを検証し、仮説をもとにデータを読み解き、効果が見られたのかを分析することが可能だ。このように、オフィス移転後の効果検証も踏まえた一連の過程が、質の高い結果を生み出し、「働きがいのある会社」へ変貌を遂げることができるのである。

 

戦略的なオフィス移転での成功事例

オフィス移転を成功に導く企業に共通するのは、一貫したオフィス戦略やコンセプトが明確であること、そして”ヒト”を軸にしているケースが多い。人材投資を実践するためのオフィス移転を行ったグローバルカンパニーの事例からもうかがえるように、オフィス改革の土台となる戦略には”コミュニケーション”や”ブランド”などといったキーワードが移転プロジェクトの過程において重要視されている。働き方改革とも深い関わりのあるオフィス移転のお手本にしたい事例といえるだろう。

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