リサーチ
東京ロジスティクスマーケットダイナミクス 2024年第4四半期
2024年第4四半期における東京ロジスティクス市場の需要、供給、賃料、投資市場、今後の見通しをまとめています。
2025年 02月 03日
東京ロジスティクス(物流施設)市場|2024年第4四半期
Eコマース企業および3PL企業からの堅調な需要と新規供給に よって、 2024年第4四半期の純需要は221,000㎡と堅調に推移 し、2024年通年では1,472,589㎡となった。2023年と比較する と新規供給の減少によって需要も減少している。輸送費の上昇 によって都心に近い立地の物件は需要が高まる一方で、輸送距 離が長くなる周辺部の物件では空室期間が長期化している物件 も見られる。
2024年第4四半期の新規供給は合計152,000㎡で、総ストック 面積は前期比0.7%、前年比9.3%の増加となった。 ロジスクエ アふじみ野Bとロジクロス厚木IIIの2物件が供給された。東京 圏全体の空室率は9.5%となり、前期比40bps低下、前年比 140bps上昇している。ベイエリアの空室率は前期比90bps低 下の7.3%、内陸エリアは前期比20bps上昇の10.4%となった。
今後の見通し
堅調な需要拡大と建築コストの上昇が続き、緩やかな賃料上昇 が続くと予想される。しかし空室率が高止まりしているため、 一部の内陸エリアでは賃料下落の可能性もある。 長期金利は今後も上昇が続くと予想されているが、
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