リサーチ
新型コロナウイルス後の不動産市場
金融危機との比較と今後の見通し
2019年11月に中国武漢で初めて検出された新型コロナウイル ス感染症(COVID-19)は、世界全体に瞬く間に拡大し、パンデミックを引き起こしました。日本政府は2020年4月7日に非常事態宣言を発令し、5月25日に解除されるに至りました。この約 1 か月半で経済状況や企業業績をはじめ、不動産市場にも変化が見られ始めています。これらが恒久的な市場の転換点となるのか一時的な変化なのかを見極める必要がありますが、本レ ポートでは現状を元に今後の市場の見通しについて述べています。