リサーチ

大阪オフィスマーケットダイナミクス 2024年第4四半期

2024年第4四半期における大阪Aグレードオフィスの需要、供給、賃料、今後の見通しをまとめています。

2025年 02月 03日

大阪オフィス市場|2024年第4四半期

12月の近畿短観によると、大企業製造業の業況判断は13ポイントと なり、前回9月時点から1ポイント悪化した。大企業非製造業は28ポ イントとなり、同5ポイント悪化した。しかし、純需要は第4四半期で +96,000㎡。さらに、2024年通期では+210,000㎡と過去最多となっ た。コスト意識の高い大手製造業による、企業改革の一環で新築ビル への本社移転が相次いでみられた。コロナ禍前の需給がひっ迫した時 期に新たなワークプレイスの構築が実現できなかった企業による、移 転需要が顕在化したと考えられる。

第4四半期の新規供給としてはグラングリーン大阪があげられる。オ フィス、ホテル、イノベーション創出施設、商業施設、都市公園、住 宅による複合施設であり、総延床面積は約320,000㎡の規模である。

今後の見通し

オックスフォード・エコノミクスの12月予測によると、大阪市の実質 経済成長率は2024年に0.1%、2025年に0.4%と見込まれる。 賃貸市場について、2025年にも大型物件2棟の新規供給が予定されて いる。しかし、企業における人材への意識の高まりから、従業者に とって利便性が高く、優れた設備と機能を持つ新築ビルへの移転需要 は多い。2025年も同様の傾向が続くとみられるため...

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