リサーチ
大阪オフィスマーケットダイナミクス 2024年第3四半期
2024年第3四半期における大阪Aグレードオフィスの需要、供給、賃料、今後の見通しをまとめています。
2024年 10月 29日
大阪オフィス市場動向
9月の近畿短観によると、大企業製造業の業況判断は14ポイントとな り、前回6月時点から4ポイント改善した。大企業非製造業は33ポイ ントとなり、前回と同値となった。 第3四半期のネットアブゾープションは+16,000㎡となった。
業績が 好調な企業を中心に、採用強化や業務効率改善のためにビルグレード を向上させる移転事例が散見された。化学工業をはじめとする製造業、 ソフトウェア開発などの情報通信業、卸売・小売業などの移転が多く みられた。
今後の見通し
Oxford Economicsの9月予測によると、大阪市の実質GDP成長率は 2024年は0.4%、2025年も0.4%と見込まれる。
賃貸市場では、堅調な内需や来年に控えた関西万博の開催などで企業 マインドが良好であり、オフィス需要が拡大基調となっている。一方、 賃料負担力の高い大手企業の数は…
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