リサーチ
大阪インダストリアルマーケットダイナミクス 2024年第2四半期
2024年第2四半期における大阪インダストリアル市場の需要、供給、賃料、今後の見通しをまとめています。
2024年 10月 15日
2024年第2四半期も大阪圏の物流施設に対する堅調な需要は継 続し、新規物件への需要と既存物件の空室消化で純需要は 66,000㎡となった。第2四半期の新規供給はなく、ストック面 積 (総賃貸可能面積)も変わらず 6,617,000㎡である。
第2四半期の大阪圏の空室率は2.4%となり、前期比から横ばい、 前年比0.7ポイントの低下となった。大阪ベイエリアの空室率 は1.3%と前期比0.2ポイント上昇、内陸エリアは3.6%と前期比 2.4ポイント低下となった。
今後の見通し
賃貸市場では2025年以降に内陸エリアで新規供給が増え、空室 の増加傾向が続くと見込まれる。大阪圏全体では空室率は6-8% 程度に上昇する。ただし立地や建物スペック、賃料の点で競争 力のある物件は竣工前にリーシングが進みテナントが内定して おり、竣工時の高稼働が予想される。
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