リサーチ
サステナビリティマーケットダイナミクス2024年第3四半期
本レポートは、日本の不動産市場におけるサステナビリティの取り組みや最新動向をまとめています。
2024年 11月 15日
不動産の環境認証取得動向
LEEDの第3四半期の認証取得件数は6件で、 2009年からの累 計件数は287件(前期比+2.1%)となった。当期にプラチナ を取得した事例はみられなかった。2024年第1-第3四半期の 取得件数は33件となり、2023年通年の30件を上回った。
CASBEE-建築の第3四半期の認証取得件数は43件で、当期末 時点で有効な認証を有する物件は461件(前期比+7.0%)と なった。オフィス、リテール、物流施設、ホテル、レジデン シャルなど多用途でCASBEE-建築の取得がみられた。
特集:不動産のレジリエンス評価
気候変動により甚大化した自然災害が世界各地でみられ、災 害による経済的損失も年々増加傾向にある。不動産の災害リ スクを調査することが当然となりつつある昨今、住所を入力 するだけで気候変動の物理的リスクを評価できるサービスが 投資家の間で利用されている。主流はドイツのMunich REや アメリカのJupiter Intelligenceのレジリエンス評価ツールだ が、地震や洪水が多い日本では、不動産毎の災害対策も考慮 したレジリエンスを評価する…
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