リサーチ
福岡オフィスマーケットダイナミクス 2024年第4四半期
2024年第4四半期における福岡Aグレードオフィスの需要、供給、賃料、今後の見通しをまとめています。
2025年 02月 03日
福岡オフィス市場|2024年第4四半期
2024年12月の九州・沖縄短観では、大企業全産業の業況判断DI が26と、9月から1ポイント改善した。製造業は19(1ポイント 改善)、非製造業は32(横ばい)となった。第4四半期の純需 要は41,000㎡となり、単独の四半期として、JLL観測開始以来最 多を記録した。大型の新規供給における需要の吸収が主な要因 となった。産業別に見ると、情報通信業、金融業, 保険業、製 造業の移転が多くみられた。通年では57,000㎡となり、年間と してもJLL観測開始以来最多を記録した。
今後の見通し
オックスフォード・エコノミクスによれば、2025年のGDP成長 率は前年比0.9%増へ加速すると予測される。リスクには海外経 済・物価動向が福岡経済に与える影響が挙げられる。
今後は、福岡Aグレードオフィス賃貸市場では、新規供給が需 要を上回り、空室率が上昇するとみられることから、賃料への 下押し圧力が...
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