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札幌「RaSoRa SAPPORO」‐商業施設再生リニューアル事例
コロナ禍においても実績を出せる複合商業施設への再生。
場所
北海道札幌市
スポットライト
商業施設再生リニューアル・プロパティマネジメント
不動産タイプ
商業施設
札幌市の中心地に近く、交通の便も良いことから、人口も右肩上がりで増え続けている白石区。「RaSoRa SAPPORO(以下ラソラ)」は、この白石区にある複合商業施設である。A town とB townという2つのモールで構成されたこの施設は、ファッションや生活雑貨、ドラッグストアのナショナルチェーンから、スーパーマーケット、飲食店、カルチャースクール、さらにイベントコートまで、さまざまなテナントが集い、魅力的な商空間をつくり上げている。
2017年、クライアントであるラサール不動産投資顧問株式会社(以下LIM)が、当時「イーアス札幌」という名称だったこの施設を取得。ジョーンズ ラング ラサール株式会社(以下JLL)は、そのタイミングでプロパティマネジメントを委託された。LIMからの要望は、2008年の開業以来、すでに10年間運営されてきたこの施設を、まったく新しい施設として再生するというもの。いきなり名称を変更しても内部がそのままでは実態が伴わないという判断から、施設内のフロア構成の大規模リニューアルを計画し取り組むことにした。
RaSoRa SAPPORO
- 所在地 : 北海道札幌市白石区東札幌3条1丁目、4条1丁目1-1
- 建物規模:地上4 階(店舗A town)地上5階(店舗B town)
- 延床面積:56,728.8 ㎡
- 店舗面積:21,682.5㎡
- 店舗数:73 店舗
- 開業日:2008 年11 月21 日
- 施設運営:ラサール不動産投資顧問株式会社 / JLL
JLLの支援内容
既存商業施設の再生
課 題
既存施設のリニューアルを進める際に、既存テナントの売上への影響を最小限に抑え、収益性をいかに最大化できるか。
具体的な効果
コロナ禍の2020年に過去最高年商を記録。施設の再生に着手した2017年との年間売上の比較でも伸長率が15%アップ。