JLL SparkがSaaSを活用した不動産管理サービスを提供するStessa社を買収
JLLが不動産業界におけるテクノロジー変革をリード
(2018年3 月27日にサンフランシスコから発表されたリリースの抄訳版です)
総合不動産サービス大手のJLL(本社: 米国シカゴ、CEO: クリスチャン・ウルブリック、NYSE: JLL、以下: JLL)は、効率かつ効果的な不動産ポートフォリオ管理を可能にするSaaS(software as a service)型テクノロジープラットフォームを提供するStessa社(米国)をJLL Sparkが買収したことを発表しました。本例はJLL Sparkによる初めての戦略的な買収となります。
JLL Sparkは、JLL グローバル CEOクリスチャン・ウルブリック直属の独立した組織であり、シリコンバレーでテクノロジービジネス実績を有するMihir ShahとYishai Lernerの指揮のもと、不動産テックのスタートアップ企業との連携や支援を戦略的に行っています。JLLのビジネスにおいて、より高い生産性や競争力の向上に貢献しています。
共同CEOであるMihir Shahは次のように述べています。
「不動産ポートフォリオの最適化は大変な労力がかかるため、投資家は次善の選択をすることがあります。Stessa社は比較的規模が小さい投資家に対し、マーケットとのギャップを埋める革新的なサービスを提供しており、JLL Sparkの最初の投資先に選びました。
不動産投資家が不動産投資家のために設立したStessa社は、株式のような伝統的な投資と同じくらい不動産の資産管理を容易にしました。価値の評価、ベンチマーキング、即時分析、長期的な最適な資産運用管理など、株式投資に関するツールは多く存在するものの、不動産に関するツールは限られています。Stessa社のプラットフォームを利用すると、投資家はリアルタイムかつ高い透明度で不動産ポートフォリオの状況を把握するができ、また多数の必要書類やレポート類も効率的に処理することが可能です。
Stessa社の共同CEO Heath Silvermanは次のように述べています。
「私達自身も不動産投資家であり、不動産投資で一番苦労する資産管理やポートフォリオの最適化を解決するため、Stessa社を設立しました。JLL Sparkからの投資を受けることで、更なるサービス拡充が可能になりました」
現在までに、Stessa社は数億円規模の不動産資産を有する顧客と、サービスの実証実験を行っています。Stessa社のサービスに関心がある方は、Stessa.comをご覧ください。
JLL Sparkに関する詳細は、Spark.jll.comをご覧ください。
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