JLL、「JLL Technologies」を新設、不動産テックのイノベーションを加速
(2019年9月30日にシカゴから発表されたリリースの抄訳版です)
東京 2019年11月19日 – 総合不動産サービス大手JLL(本社: 米国シカゴ、CEO: クリスチャン・ウルブリック、NYSE: JLL、以下: JLL)は、商業用不動産におけるテクノロジー及びデジタルを強化することを目的とした新たな組織「JLL Technologies」を設置したことを発表しました。2017年から商業用不動産におけるテクノロジー推進を図るJLL Sparkを率いていたシリコンバレーでの経験を持つMihir ShahとYishai LernerがJLL Technologies の統括者に任命され、JLLのグローバルエグゼクティブボードにも参加します。
JLL CEOクリスチャン・ウルブリックは次のように述べています。
「JLLは、不動産テックに注力することで、お客様のニーズ、変化する働き方や環境に対応しています。MihirとYishaiによりJLL Technologiesに成長に向けた新たなアイデアがもたらされ、不動産テックにおけるグローバルリーダーとしてのポジションを強固なものにするでしょう」
JLL Sparkは、商業用不動産におけるテクノロジー推進を図ることを目的に設立されました。現在までに、1億米ドル規模のグローバルファンドを通じて14社の不動産テックスタートアップ企業への投資を行いました。今後JLL Sparkは、デジタルを用いたプロダクトやサービスを開発するチームとともに、JLL Technologiesの一機能となります。Mihir ShahとYishai Lernerは、共同CEOとして、引き続きクリスチャン・ウルブリックにレポートします。
共同CEO Mihir Shahは、「テクノロジーを活用することで、世界のビルの価値や流動性を向上させるとともに、ビルオーナーの満足度や生産性も高めていきます。今後新たな人材やテクノロジーを用いたサービスやパートナーシップの機会を増やしていくことを楽しみにしています」と述べています。
JLLはテクノロジーイノベーションに注力し、変化するワークプレイスにおけるニーズ及び不動産のライフサイクルを向上するための新たなプロダクトやサービスを提供しています。その例として、業務の精査や効率化を図る従業員向けAIスマートフォンアプリ「JiLL」を年初に開始、またアドバイザリーソリューションツールとして、お客様の不動産を最適化するテクノロジーポートフォリオ「Utilization Intelligence」、クラウドベースのファシリティマネジメントプラットフォーム「Corrigo」を提供しています。JLLが有する独自のスキルや技術、ソフトウエア開発をJLL Technologiesに集約することで、イノベーションをさらに加速していきます。
共同CEO Yishai Lernerは「お客様やステークホルダーに価値を提供するには、データ基盤のテクノロジーを駆使したアプローチが重要です。機械学習、AI、IoT、ソフトウェアオートメーションなどテクノロジーの台頭を背景に、より良い結果を達成する機会が増えています。エコシステムを理解し、最大限に活用することで、より大きなインパクトをもたらすことができます」と述べています。
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Email: Gayle.Kantro@am.jll.com
Contact: Laura Kelso
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Email: Laura.Kelso@am.jll.com
JLLについて
JLL(ニューヨーク証券取引所上場:JLL)は、不動産に関わるすべてのサービスをグローバルに提供する総合不動産サービス会社です。JLLは不動産市場を再考し、皆様のアンビション実現を支援する不動産の機会やスペースを提供するとともに、お客様、人、コミュニティにとってよりよい明日を築くことを目指します。フォーチュン500に選出されているJLLは、2019年9月30日現在、世界80ヵ国で展開、従業員約93,000名を擁し、売上高は163億米ドルです。JLLは、ジョーンズ ラング ラサール インコーポレイテッドの企業呼称及び登録商標です。jll.com