ニュースリリース

JLL、オフィスデザイン・設計部門「JLLデザインソリューションズ」を設立 

生成AIや3Dなどのテクノロジーを活用し、ワークプレイス戦略の構築からデザイン、移転、入居までを一括サポート

2024年 03月 18日

東京 2024年3月18日 – 総合不動産サービス大手JLL(本社: 東京都千代田区、代表取締役社長: 河西 利信)は、生成AIや3Dなどの最新テクノロジーを活用したオフィスのデザインの設計部門「デザインソリューションズ」を2024年4月1日付で設立することをお知らせいたします。本部門の責任者として、グローバルデザイン事務所の経営を担い、その後は企業のデザイン部門の構築支援を注力してきた朝倉 淳(あさくら じゅん)と、JLLのワークプレイスづくりをこれまで牽引し、業界での豊富な経験を有する岩田 雅弘(いわた まさひろ)が共同でリーダーシップを執り、ワークプレイスのプログラミングからオフィスデザイン、移転、入居までの包括的なコンサルティングを通じて、企業が目指すワークプレイスづくりを支援して参ります。

コロナ禍を経て、自社のオフィス、外出先や自宅、フレキシブルオフィスなど「ワークプレイス」の定義が多様化し、時間や場所に制限されない柔軟な働き方が可能になりました。一方で、企業文化を醸成し、優秀な人材を惹きつけ、事業の成長につながるワークプレイスづくりがより一層企業に求められるようになり、多くの企業にとってオフィスの価値の再構築が喫緊の課題となっています。

そこでJLLでは、多様化するオフィスづくりの課題や、日本特有の企業文化とニーズに迅速かつ効率的に対応するため、新たにオフィスのデザイン・設計部門「デザインソリューションズ」を設立し、ワークプレイスに関するサービス体制を強化することといたしました。本部門では、3Dの空間イメージやウォークスルー動画などを活用して設計の初期段階からワークプレイスの具体的な空間イメージを共有し、企業の意思決定プロセス、さらには設計期間の短縮を実現します。また、ワークプレイスの設計から建築まで一気通貫でサービスを提供する体制を構築したことで、お客様のニーズにあわせたより効率的なコンサルティングが可能です。

「デザインソリューションズ」の主なサービス内容

  • 生成AIソリューションを用いた2D、3Dテストフィットプランの提供
  • オフィス戦略に基づくプログラミング策定
  • オフィスデザインの構築・基本計画策定
  • コンセプトデザイン、平面計画 、3Dウォークスルーモデルによる空間検証
  • 設計・監理業務

 

JLLは、新しい時代の働き方をリードするワークプレイス戦略として「Future of Work(働き方の未来)」を提唱し、各企業が抱える課題に沿ったコンサルティングを提供して参ります。

略歴:

朝倉 淳(あさくら じゅん):JLLデザインソリューションズ(JDS)の日本における共同責任者。20年以上の意匠設計事務所での経験を有し、プロジェクトの基本計画、設計監理、デザイン監修をリード、また建築および内装工事計画のデザインチームを管理、統括した。2017年から2020年の間ゲンスラー東京オフィスの代表として、組織のデザインスキルの強化、ワークプレイスデザインの信頼性及び創造性の向上に貢献した。米国登録建築家、一級建築士。

岩田 雅弘(いわた まさひろ):JLLデザインソリューションズ(JDS)の日本における共同責任者。プロジェクト・開発マネジメント事業部のジェネラルマネージャー、ワークプレイス関連プロジェクトデリバリーの統括責任者としてJLLのワークプレイスづくりを牽引。インテリア・ワークプレイス業界での27年以上の経験を有し、ワークプレイスの統合、移転、改修、廃止、リスクマネジメントなどのアドバイザリーを提供している。


JLLについて

JLL(ニューヨーク証券取引所:JLL)は、不動産に関わるすべてのサービスをグローバルに提供する総合不動産サービス会社です。オフィス、リテール、インダストリアル、ホテル、レジデンシャルなど様々な不動産の賃貸借、売買、投資、建設、管理などのサービスを提供しています。フォーチュン500®に選出されているJLLは、世界80ヵ国で展開、従業員約106,000名を擁し、2023年の売上高は208億米ドルです。企業目標(Purpose)「Shape the future of real estate for a better world(不動産の未来を拓き、より良い世界へ)」のもと、お客様、従業員、地域社会、そして世界を「明るい未来へ」導くことがJLLの使命です。JLLは、ジョーンズ ラング ラサール インコーポレイテッドの企業呼称及び登録商標です。jll.com