ニュースリリース

JLL、日本におけるホテルアセットマネジメントサービス体制を拡充

2021年 09月 13日

(2021年9月13日にシンガポールから発表されたリリースの抄訳版です)

東京 2021年9月13日 – 総合不動産サービス大手JLL(本社:米国シカゴ、CEO:クリスチャン・ウルブリック、NYSE: JLL)は、日本におけるホテルアセットマネジメントサービス体制を拡充いたします。

日本のホテル市場は、コロナ禍以前から旺盛な国内外旅行客からの需要も高く、グローバル投資家の関心が高い市場です。継続する日本のホテルへの高い投資需要、またコロナ禍及びコロナ後を見据えたホテル施設のアップグレードや戦略の見直しなど、ホテルのアセットマネジメントに対する支援ニーズが高いことから、JLLは、日本のこの分野で20年以上の経験を有するネイザン・クックを新たに迎え、サービス体制を拡充し、より包括的なサービスを提供することが可能となりました。

クックはニュージーランド出身で、日本語も堪能、日・英シームレスなコミュニケーションが可能です。JLL入社以前は日本のIHG・ANA・ホテルズグループジャパンに2017年から所属し、クラスタージェネラルマネージャーとしてストリングスホテル東京インターコンチネンタルやキンプトン新宿東京などに携わっていました。それ以前は、7年間ヒルトン東京にてオペレーションディレクターや、同神奈川県小田原市の施設にてオペレーション・ビジネスディベロップメントに従事し、またヒルトンUKやアイルランド、ニュージーランドのホスピタリティ業界でのグローバルな経験も有しております。世界を代表するホテルブランドにおけるクックの経験を加え、JLLは今後も日本における国内外のホスピタリティ業界の投資家の皆様の変化するニーズに応えて参ります。

JLLホテルズ&ホスピタリティグループ アジアパシフィック マネージングディレクター アドバイザリー&アセットマネジメント ヘッド ザンダー・ナイネンスは「アセットマネジメントは日本における投資家にも広く認知されているサービスですが、日本のホテル分野においてはホテルに関する投資やオペレーションの専門性を有するチームは非常に限定的です。ホテル投資が成熟し、オペレーションモデルも多角化する中で、ホテル投資から最大限の収益を得るためには、ホテルアセットマネジメントに精通した専門家からの支援が不可欠です。JLLは日本ホテル市場の広範な知識及び経験を有しており、お客様のホテルアセットマネジメントニーズに最大限に応えて参ります」と述べています。

JLL日本 執行役員 ホテルズ&ホスピタリティ事業部長 辻󠄀川 高寛は次のように述べています。

「日本は依然として魅力的なホスピタリティ市場であり、強固な国内の需要基盤を有するため、世界の他の国よりも急速に回復することが見込まれています。同時に、コロナ禍以降ホテルの競争力を向上させるためには、投資・運営戦略やお客様へのサービス等を再考する必要性が更に高まっている状況です。今回クックを迎え、改めてアセットマネジメントの専門プラットフォームを設立したことは、お客様や市場により包括的なサービスを提供するための重要なステップであり、私たちのサービスをさらに充実させて参ります」

JLLホテルズ&ホスピタリティグループは、ホテル・ホスピタリティ資産に特化したサービスを提供しており、アセットマネジメントサービスの他にも、投資アドバイザリー、市場調査・分析、ホテルオペレーターセレクションなど幅広いコンサルティングを提供しています。

JLLホテルアセットマネジメントサービスに関するお問い合わせ

ネイザン・クック : nathan.cook@ap.jll.com

辻󠄀川 高寛 : takahiro.tsujikawa@ap.jll.com

JLLについて

JLL(ニューヨーク証券取引所上場:JLL)は、不動産に関わるすべてのサービスをグローバルに提供する総合不動産サービス会社です。JLLは、最先端テクノロジーを駆使して、お客様や人々、コミュニティーに対し、投資機会や環境に配慮した持続可能な不動産ソリューションを提供することで、不動産の未来をかたちづくり、よりよい世界に貢献します。

フォーチュン500に選出されているJLLは、2021年6月30日現在、世界80ヵ国で展開、従業員約92,000名を擁し、2020年の売上高は166億米ドルです。JLLは、ジョーンズ ラング ラサール インコーポレイテッドの企業呼称及び登録商標です。jll.com