JLL、京都のホテル取得取引を支援、オンライン実査を実施
コロナ禍においても引き続き根強い日本のホテル市場の信頼性
(2020年12月14日にシンガポールから発表されたリリースの抄訳版です)
東京 2020年12月18日 – 総合不動産サービス大手JLL(本社:米国シカゴ、CEO:クリスチャン・ウルブリック、NYSE: JLL、以下: JLL)のホテルズ&ホスピタリティグループは、シンガポールに本社を置くパークホテルグループによる京都の新築ホテルの取得を支援し、2020年12月14日付けで取得が完了したことをお知らせします。
JLLホテルズ&ホスピタリティグループのシンガポールと日本のチームは、パークホテルグループ及びアプリコットキャピタルによる合弁会社に対し、総客室数114室、総賃貸面積3,276㎡規模の京都の新築ホテルの取得を支援しました。
JLLアジアパシフィック マネージングディレクター インベストメント セールス ヘッド ニハット・エーカンは次のように述べています。
「コロナ禍においても引き続き日本のホテル市場に対する信頼性は高く、コロナ後の観光とビジネスにおける長期的なファンダメンタルズも底堅いものとなっています。今回、オンライン実査を介したクロスボーダーのユニークな取引をアジアパシフィックのホテルズ&ホスピタリティチーム全体で支援し、最善の結果をもたらすことができたことをうれしく思います」
今回の取引は、鍵となる実査を全てオンライン上で実施した非常にユニークなホテル取引事例です。本件により、日本の不動産市場におけるファンダメンタルズや海外投資家による日本のホテルに対する投資意欲は、日本における強固な国内のレジャー及びビジネスの市場を背景にさらに強固なものとなります。
JLLホテルズ&ホスピタリティグループ アジアパシフィック シニアヴァイスプレジデント インベストメントセールス チャーリー・マシルダウィは次のように述べています。
「アジア太平洋地域のホスピタリティ企業は、以前から戦略的に日本市場への進出機会を模索しています。物件実査をすべてオンラインで実施するというイノベーションの活用で、日本市場の魅力は高まり、進出意欲はさらに確固たるものになりました」
このホテルは、パークホテルグループによる日本で2軒目のホテル「パークホテル京都」として開業する予定です。日系のホテルが多く立地する京都に「パークホテル」ブランドが初出店することで、京都を訪れる訪日観光客に新たな宿泊の選択肢を提供します。
JLL日本 ホテルズ&ホスピタリティ事業部長 辻川 高寛は次のように述べています。
「2020年末にかけても日本のホテル投資活動は活発に動いております。高い流動性を背景に、引き続き海外投資家からも日本の不動産市場に対する強い投資意欲を集めています。今後もJLLは皆様に魅力的な投資機会を提供し、日本のホテル市場の回復に貢献して参ります」
JLLについて
JLL(ニューヨーク証券取引所上場:JLL)は、不動産に関わるすべてのサービスをグローバルに提供する総合不動産サービス会社です。JLLは、最先端テクノロジーを駆使して、お客様や人々、コミュニティーに対し、投資機会や環境に配慮した持続可能な不動産ソリューションを提供することで、不動産の未来をかたちづくり、よりよい世界に貢献します。
フォーチュン500に選出されているJLLは、2020年9月30日現在、世界80ヵ国で展開、従業員約92,000名を擁し、売上高は180億米ドルです。JLLは、ジョーンズ ラング ラサール インコーポレイテッドの企業呼称及び登録商標です。jll.com