ニュースリリース

JLL 世界の商業用不動産投資額 2021年第2四半期

前年同期比3%増の2,470億ドル、上半期は前年同期比33%増の4,420億ドル

2021年 08月 27日

東京 2021年8月27日 – 総合不動産サービス大手JLL(本社: 米国シカゴ、CEO: クリスチャン・ウルブリック、NYSE: JLL)がまとめた投資分析によると、2021年第2四半期の世界の商業用不動産投資額※1は前年同期比3%増2,470億ドル※2、2021年上半期は前年同期比33%増の4,420億ドルとなりました。

ハイライトは以下のとおりです。

  • 2021年第2四半期は全地域で活発な投資活動がみられ、2021年第2四半期の世界の商業用不動産投資額は前年同期比3%増2,470億ドル、2021年上半期は前年同期比33%増の4,420億ドルとなった。特にワクチン接種が進んでいるアメリカ、イギリス、ドイツがけん引し、市場センチメントの改善がみられた。一方で、変異株の拡大やワクチン接種の格差もみられ、先行き不透明な状態が続いている。

図表1:商業用不動産投資額 地域別  

※1 商業用不動産投資額の対象セクター(オフィス、リテール、インダストリアル、ホテル、複合用途、住宅、その他)、2020年第1四半期より住宅を追加

※2 通貨単位は、別途記載がない限りすべて米ドルとします

※3 EMEA(Europe, the Middle East and Africa):ヨーロッパ、中東及びアフリカ大陸

世界における商業用不動産市場の動きを解説するレポートは、四半期ごとに刊行しています(英語のみ)。詳細はこちらをご覧ください。

JLLについて

JLL(ニューヨーク証券取引所上場:JLL)は、不動産に関わるすべてのサービスをグローバルに提供する総合不動産サービス会社です。JLLは、最先端テクノロジーを駆使して、お客様や人々、コミュニティーに対し、投資機会や環境に配慮した持続可能な不動産ソリューションを提供することで、不動産の未来をかたちづくり、よりよい世界に貢献します。

フォーチュン500に選出されているJLLは、2021年6月30日現在、世界80ヵ国で展開、従業員約92,000名を擁し、2020年の売上高は166億米ドルです。JLLは、ジョーンズ ラング ラサール インコーポレイテッドの企業呼称及び登録商標です。jll.com