福岡アイランドシティ (仮称)ぐりんモール開発計画ホテル棟がネット・ゼロ・ エネルギー・ビル(ZEB)実証事業に選定

2019年 12月 18日

東京 2019年12月18 日 – 総合不動産サービス大手JLL(本社: 東京都千代田区、代表取締役社長: 河西 利信)は、この度、アセット及びプロジェクトの両マネジメント業務を受託している福岡アイランドシティ特定目的会社(以下「TMK」)の(仮称)ぐりんモールのホテル棟部分が「平成31年度ネット・ゼロ・エネルギー・ビル(ZEB)実証事業※1」に令和元年7月付で選定されたことをお知らせいたします。

令和2年8月に福岡市内で竣工予定のホテル棟は、延床面積約20,000㎡、客室360室の規模を有しています。JLLは、ZEB化の実現は環境負荷の低減・サステナブル社会の普及に大きく貢献するものと判断し、ZEB基準に沿った高効率設備(空調・換気・照明)の導入計画を推進、施工会社及びZEBプランナーと共に、建物設計計画に沿った費用対効果の高いZEB基準設備の選定に関わりアドバイスを行いました。

世界的に環境保護に対する意識が高まる中、企業による環境対策は急務となっており、取り組みやニーズも多様化しています。JLLではそのニーズを受け、世界各国で商業施設、オフィス、物流施設やデータセンターなどの環境対策を支援しています。JLLがグローバルで培ってきた実績とノウハウを最大限に活かし、持続可能な社会づくりに貢献して参ります。

※1 平成31年度ネット・ゼロ・エネルギー・ビル(ZEB)実証事業:民間の大規模建築物(新築:10,000㎡以上、既築:2,000㎡以上)について、先進的な技術等の組み合わせによるZEBの実現を通じ、その運用実績の蓄積・公開・活用を図ることを目的とする経済産業省の事業です。

ZEBとは、「先進的な建築設計によるエネルギー負荷の抑制やパッシブ技術の採用による自然エネルギーの積極的な活用、高効率な設備システムの導入等により、室内環境の質を維持しつつ大幅な省エネルギー化を実現した上で、再生可能エネルギーを導入することにより、エネルギー自立度を極力高め、年間の一次エネルギー消費量の収支をゼロとすることを目指した建築物」を意味します。

TMKは「ZEBリーディング・オーナー」として、本ZEBプログラムを扱う一般社団法人 環境共創イニシアチブのホームページを通し、自らのZEB普及目標、ZEB導入計画等を公表いたします。




JLLについて

JLL(ニューヨーク証券取引所上場:JLL)は、不動産に関わるすべてのサービスをグローバルに提供する総合不動産サービス会社です。JLLは不動産市場を再考し、皆様のアンビション実現を支援する不動産の機会やスペースを提供するとともに、お客様、人、コミュニティにとってよりよい明日を築くことを目指します。フォーチュン500に選出されているJLLは、2019年9月30日現在、世界80ヵ国で展開、従業員約93,000名を擁し、売上高は163億米ドルです。JLLは、ジョーンズ ラング ラサール インコーポレイテッドの企業呼称及び登録商標です。jll.com

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