小澤 崇宏

キャピタルマーケット事業部 営業 (シニアディレクター)

JLLでのキャリアプロフィール

私は大学卒業後、24歳の時に第二新卒としてJLLに入社しました。入社当初は、CREチームという部門で、一般事業会社の経営者や不動産関連業務を所管する経営企画、総務管財部門の担当者と連携しながら、顧客企業の経営・財務課題の解決に不動産というアプローチで、間接コスト削減や管理体制の効率化、遊休資産処分といった様々なソリューションを提供する業務に携わりました。その内、資産処分というプロセスをサポートする過程で、不動産売買の経験を積み、現在のキャピタルマーケット事業部という、不動産の売買支援を専門に扱う部門に社内異動し現在に至ります。現在はファンド等のプロ投資家から、一般事業法人、富裕層などの幅広い顧客に対して、売却支援業務、取得時のアドバイザリー業務を提供しています。

 

Q1: 所属部門のビジネスやチーム、部門の特徴などについて教えてください。

当事業部では、顧客が行う不動産売買の取引支援業務を行います。不動産の売買では、プロ投資家であっても一般顧客であっても巨額なお金の動く大きな取引のため、とても大きな意思決定を伴います。単に売り手、買い手のマッチングを行う仲介業務だけではなく、例えば買い手に対しては、その意思決定をサポートするために、不動産取得後のキャッシュフローの分析、リスク分析、バリューアップ手法、コスト削減手法、出口戦略などを具体的に検証し、時にはローン等のファイナンスアレンジメントを行うなど、実際の投資家の取得検討作業にまで踏み込んだ付加サービスを提供していきます。提案型仲介営業とも言えるもので、その提案が認められ売買が成立した際は非常に大きな達成感を得ることができます。

 

Q2: 所属の部門やチームについて、同業他社と比べて優れていると考えられる点は何ですか?

これは一言に、JLLがスローガンとしている「One JLL」という言葉に尽きると考えます。当社では、上述したような提案型の仲介営業を得意としていますが、単に提案するだけのコンサルティングの領域ではなく、現に実行するための各専門部署を擁しており、不動産の取得から始まり、管理運用、コスト削減のための改修工事のマネジメント、リーシングに至るまで、責任をもってお客様にサービス提供させて頂くことが可能です。この「現場を知っている」という点は、幾多ある仲介業者の中でも、JLLを選んだ大きな要因であると、お客様からもよく評価を頂いております。

 

Q3: 担当されている業務に求められるスキルやマインドセットは何だと思われますか?

業務を行う上では、常に最新のマーケット情報を顧客に提供できるよう準備しておくことが必要です。賃料相場や売買取引相場というデータ情報だけではなく、グローバルレベルでの各投資家の動向や、社会・経済、企業の動向など。また、それらがどのように不動産市場に影響するのかを常に分析しながら、お客様とのコミュニケーションの中で情報提供していくことが求められます。したがって、常日頃から自らの情報アンテナを張り巡らせ、積極的に情報収集していく必要があるとともに、その分析力を鍛えることが必要です。

 

Q4: JLLの魅力や働く環境について、アピールできる点は何ですか?

特にキャピタルマーケット事業部のような成果主義をベースとする営業部門では、一般的に個人プレーに陥りがちと思われるかもしれませんが、当社では部署内や他部署、地域間のコラボレーションが積極的に行われ、チームプレイを大切にする文化があります。実際の案件取り組みにおいても、複数部署をまたいだプロジェクトチームが構成され、様々なキャリア、バックグラウンドをもつメンバーとともに活発な議論が行われ、よりよい顧客提案が策定されます。また、そのような業務環境下では、常に社内の全員が「先生」であり、多くのことを学べる機会に恵まれています。

 

Q5: 応募される皆様へメッセージをお願いします。

キャピタルマーケット事業部メンバーは多士済々で、国籍、性別、年齢関係なく様々なタイプの人材が活躍しています。その中で、多くのことを吸収し学ぶことができます。一方で、自らも周りに対して積極的に発信していけるような方とともに働きたいと思っております。そして、個人、チーム、会社として常に成長していけるような文化を一緒に作り上げていきましょう。