ビルオーナーから求められる水準は「出来て当たり前」
Property & Asset Management 佐藤良祐| 2019年新卒入社
都市景観や地域コミュニティに関心があり、大学では都市社会学を専攻。卒業後、2019年4月に新卒でJLLに入社しました。不動産運用サービス事業部に配属になり、プロパティマネージャーとして、主にオフィスビルの「不動産管理業務」を担当しています。
JLLに入社を決めた理由は?
これまでの経験や学びを活かせる不動産業界を中心に就職活動をしていましたが、中でも私は、業界全体の根幹を担う「管理」は、切っても切り離せないものだと感じました。
さらに、不動産ファンドやJ-REIT、事業会社から個人オーナーまで様々なクライアントの物件に携わることが出来るのは、独立系で多くのサービスラインを持つJLLでなければ出来ないと感じ、入社を決めました。
加えて、若手が裁量を持って仕事が出来るかという点も重視しました。その点、JLLは部門別採用ということもあり、自分の志向に応じて職種を選ぶことが出来るのも魅力です。
実際に、年次に関わらず入社後早い段階で、自身の担当物件を持ちます。最初は慣れない業務に奔走する日々ですが、業務を任されることで責任感も生まれますし、自ら考え積極的に働きかけることで、知識や経験の豊富な同僚から多くのことを吸収できる環境があるのは非常に心強いです。
現在の仕事内容は?
入社以来、主にオフィスビルの「不動産管理業務」を担当しています。年次を重ねるごとに担当物件の棟数や規模は大きくなりますが、今では大規模物件を任されるなど、責任以上にやりがいを感じています。そのため業務範囲は管理物件に関わる一連の業務を幅広く担います。
・クライアント(ビルオーナー)との関係構築
・入居テナントとの賃料交渉、入出金管理、トラブル対応を含めたテナント対応業務
・空室区画にテナントを誘致するリーシング業務
・修繕工事やリニューアル工事などの計画立案、発注手続き等の建物維持管理業務
・管理物件の収支を計算する会計レポートの作成を含む、月次のレポーティング業務
ビルオーナー、入居テナント、工事業者、ビルメンテナンス会社など様々な関係者との交渉・調整が求められる立場なので、論理的思考や課題解決力が求められます。
さらに、「円滑な運営・維持」を目指す仕事である分、ビルオーナーをはじめとする関係者から求められる水準は、「出来て当たり前」。期待以上のサービスを提供すべく常にアンテナを張り巡らせています。
具体的には、自身の担当物件において、空室と館内テナントのニーズが合致したことによる館内移転が同時期に複数回あり、契約手続きから入居工事の手配まで滞りなく手掛けました。この仕事は、テナント入居後も関係は長く続くので、良好な関係を築くためにも、密なコミュニケーションと気配りの姿勢は忘れません。
1日の仕事の流れ(例)
09:30 |
出社 前日のメールチェックなど |
10:00 |
問合せ対応・定例資料、収支報告書作成 |
11:00 |
クライアント先にて定例会議 |
12:30 |
ランチ |
13:30 |
内見対応 |
14:30 |
テナント訪問、打合せ |
16:00 |
ビルメンテナンス会社と管理定例 |
17:00 |
工事発注業務(期日管理)、契約書作成 |
18:30 |
帰宅 |
今後の目標は?
「不動産管理」は物件運営の基礎であり、不動産とは切っても切れない存在です。入社前から描いていたキャリアビジョンの通り、これまでの経験を活かして投資家目線から不動産を扱う資産運用の仕事や、新規物件の受託に繋がるような営業に挑戦したいと考えています。
JLLは、幅広い経験値を持つ社員が集まり、互いの知識を持ち寄って「JLLとしての仕事」ができる、協力的なカルチャーを持っています。社内でも様々なサービスラインがあるので、視野を広げて自分にとって最良の選択をしたいと考えています。