JLL取締役会メンバーの ご紹介

経験豊富で多様な経歴を有するJLLの取締役メンバーは、株主の皆様の最善の利益を代表し、ガバナンスやリスク管理の策定の舵取りを行っています。

元社長兼CEO
TransUnion

シッダルト(ボビー)・メータは、2019年にディレクターに任命されました。

2007年から2012年には、グローバルな信用情報管理サービス会社であるTransUnionの社長兼CEOを務めました。それ以前には、多国籍銀行・金融サービス会社であるHSBCでHSBC North America HoldingsのCEOやHSBC Finance CorporationのCEOを含む様々な役割を果たしました。

現在、The Allstate Corporation、Northern Trust、TransUnion、Entrust Datacard Corporation、Piramal Enterpreses Ltd、およびAvantの取締役を務めています。 また、非営利団体であるField MuseumとChicago Public Education Fundの理事会メンバーでもあります。

ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスより経済学士号、シカゴ大学よりMBA取得。

社長 兼 最高経営責任者

JLLの上級経営陣と共に、JLLを世界の有力企業に位置付ける戦略の舵を指揮しています。そのビジョン実現のため、お客様、従業員、株主の皆様の成功を牽引する最先端のデジタルソリューションに注力しています。

2005年にJLLドイツCEOとしてJLLに入社以降15年以上にわたり、リーダーの役割を担っています。2009年にはヨーロッパ・中東・アフリカ地域(EMEA)のCEO、グローバル・エグゼクティブ・ボード・メンバーに就任しました。2016年、グローバル・エグゼクティブ・ボード議長、スーパーバイザリー・ボード・メンバーに就任しています。JLL入社以前は、7年間ドイツのハンブルグに拠点を置くHIHグループCEOを、それ以前の10年はドイツや国際的な銀行で上級職を歴任してきました。

サステナブル(持続可能)で、多様かつ包括的なグローバルの未来の熱心な支持者でもあります。世界経済フォーラムの反汚職パートナー・イニシアティブ(Partnering Against Corruption Initiative:PACI)ヴァンガードの理事会メンバー、またヨーロッパ最大のレジデンシャル不動産会社ヴォノヴィアSE取締役会メンバーを務めています。

ハンブルク大学経営修士、スタンフォード大学GSBプログラムに参加。ドイツのフランクフルト在住。

リオティントPlc(Rio Tinto Plc)オーガニゼーショナル・リソーシーズ 
元グループ・エグゼクティブ
2011年3月JLL取締役就任。

2011年3月JLL取締役就任。 .

2007年から2017年はリオティント・オーガニゼーショナル・リソーシズのグループ・エグゼクティブとして、渉外から情報システム及びテクノロジーまで、あらゆる事項について総合的な責任を負っていました。リオティントPlcは英国を拠点とする国際的な金属鉱業グループです。

それ以前には、ヒューレット・パッカード・コーポレーションのテクノロジー・ソリューションズ・グループ人事担当グローバル・ヴァイス・プレジデントを務めました。また、コンパック・コンピューター、ノーテル・ネットワークス、アボット・ラボラトリーズにも勤務経験があります。

ベルギーのゲント大学および大学院でで言語学およびヒューマン・リソーシズ・アンド・マーケティング学位取得。

アリアカ・ネットワークス最高経営責任者

2018年11月に当社取締役に任命されました。現在、クラウドやオンプレミスのネットワークアプリケーションを提供する有力ベンダー、アリアカ・ネットワークスのCEOを務めています。前職は、通信キャリアやサービスプロバイダー向けに音声通信サービスの卸売を手がけるインテリクエントの社長兼CEOでした。

インテリクエント入社前には、スプリントで140億ドルを売り上げるグローバル通信技術事業部のエンタープライズソリューション事業部でプレジデントを始め、各種要職を歴任。JLL以外の取締役としては、インテリクエント(退任)、アポロ・エデュケーション・グループ(退任)、NRGエナジー(現職)、USG(現職)でも取締役を務めています。ノースウエスタン大学卒業後、ハーバードビジネススクールでMBA取得。

KPCB ChinaとTDF Capitalの創設・管理・ジェネラルパートナー

2021年5月にJLLディレクターとして任命されました。

ジュ氏は、ベンチャー キャピタル、投資銀行、および運用で 30年以上の経験があります。彼女は、2000年にVTDF China を共同設立し、2007年にはKPCB Chinaを共同設立しました。

彼女のキャリア初期には、10年間に渡る投資銀行の業務経験があり、ドイツ銀行にてTMT及びトランスポート・アジアの責任者として、メリルリンチではアジア・テクノロジー及びコーポレート・ファイナンス・チームの責任者として、ゴールドマン・サックスに勤務していました。

現在ジュ氏は、さまざまな民間企業と公開フィンテック企業で信用管理と資産管理の両方のソリューションを提供するYiren Digital Ltdの取締役を務めていて、オックスフォード大学サイード・ビジネス・スクールのグローバル・リーダーシップ・カウンシルのメンバーでもあります。

ジュ氏は、カリフォルニア大学バークレー校でインダストリアル エンジニアリングおよびオペレーションズリサーチの学士号を取得し、ハーバード・ビジネススクールでMBAを取得しました。

ファースト・イーグル・ホールディングス・インク
非常勤会長
元CEO.

2016年3月より現職。

ファースト・イーグル・ホールディングス・インク非常勤会長であり、ファースト・イーグル・インベストメント・マネジメントと同社CEOのシニア・アドバイザーを務めています。2009年よりファースト・イーグルに勤務、同社の社長とCEOも務めました。

ファースト・イーグルの前には、オッペンハイマー・ファンズ・インクのCOO、社長、CEO及び会長を務め、米国の女性に自分自身の財務管理の必要性について教育するの女性と投資プログラムを創設したことで知られます。

多数の上場会社や非営利団体の取締役を務めた経験があり、現在はジュピター・ファンド・マネジメントPlc、マーチャントバンクであるクローズ・ブラザースPlc、及びTIAA-CREFミューチュアル・ファンドの取締役を務めています。

英国人で、エジンバラ大学より心理学士号取得、エジンバラ・カレッジ・オブ・コマース大学院卒業。

元エグゼクティブ・バイスプレジデント
ジョン・ハンコック・フィナンシャル・サービシズ・インク、ストラクチャードおよびオルタナティブ投資部門

デボラ(デビー)は、2019年にディレクターに任命されました。

ジョン・ハンコック・フィナンシャル・サービシズでの20年を超える勤務では様々な役割を果たし、直近はストラクチャードおよびオルタナティブ投資部JLLが先日買収した有力キャピタルマーケット・アドバイザーであるHFFの取締役を勤め、現在KKR Real Estate Finance Trust, Inc.、THL Credit Advisors LLC、RREEF Property Trust, Inc.とRREEF America REIT IIの取締役でもあります。

バーモント大学より経営学士号、アメリカン・カレッジ・オブ・コーポレート・ディレクターズよりMasters Professioncal Director認定を取得。

スイス再保険会社、CEO

Moses Ojeisekhobaは、2022年12月に取締役に任命されました。

Ojeisekhoba氏は、金融サービス業界で20年以上のシニアリーダーシップの経験があります。2016年7月以来、スイス再保険会社の最高経営責任者を務めており、損害、災害保険だけでなく、生命、医療保険をカバーする、同社の再保険ビジネス部門の責任者です。20か国以上の同社の再保険戦略と運用を監督し、世界中のクライアントに情報と専門知識を提供しています。

現在、Ojeisekhoba氏はスイス再保険会社のグループ執行委員会の委員を務めています。リーダーシップ、リスクに関する知識、サイバーセキュリティ、地政学的傾向、多様性といったトピックで、頻繁に講演を行っています。

Ojeisekhoba氏は、ナイジェリアのイバダン大学で統計学の理学士号を取得し、ロンドンビジネススクールで経営学の修士号を取得しています。 

シニアバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャー
Cisco (シスコ)

ジートゥ・パテルは、2019年にディレクターに任命されました。

パテル氏は、シスコのセキュリティ及びアプリケーション事業のシニアバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーです。数十億ドル規模のポートフォリオ戦略と開発を主導し、セキュリティ、AppDynamics、コラボレーション各部門のP&Lを担当しています。シスコに入社する前は、エンタープライズクラウドコンテンツ管理プラットフォームであるBoxの最高製品責任者および最高戦略責任者でした。パテル氏は、会社の製品およびプラットフォーム戦略、そして企業におけるクラウドコンテンツ管理の長期ロードマップとビジョン設定を監督していました。その他の過去の役職としては、EMCのSyncplicityビジネスユニット(現在はDellの一部)のゼネラルマネージャー兼最高経営責任者、そしてコラボレーションとコンテンツ管理を専門とするリサーチおよびアドバイザリー会社のDoculabsの創設者および社長職が含まれます。

パテル氏は、開発者を雇用するための市場をリードする技術評価およびリモートインタビューソリューションであるHackerRankの取締役会のメンバーです。

イリノイ大学シカゴ校より情報決定科学の学士号取得。

ブラックロック・インク
元CFO

2015年5月より現職、2016年5月より監査委員会委員長。

2007年から2014年まで、世界各国の政府、企業、財団や個人の資産数兆ドルを運用する世界最大の資産運用会社ブラックロック・インクのシニア・リーダーを務めました。直近では、米国クライアント・ソリューションズの共同ヘッドを務めていました。それ以前には、ブラックロックのCFOを務めました。

ブラックロック入社以前は、フォード・モーター・カンパニーの米国、欧州、南米拠点に23年間勤務、副社長兼財務部長を務めました。

現在、ブラックロックの関連会社数社の取締役を務めています。また、財務会計協会の理事、書記兼会計幹事でもあります。

1982年ムーレンバーグ大学経営学・スペイン語学学士号取得、1984年カーネギーメロン大学MSIA取得。

Deloitte社の前グローバル最高情報責任者

2022年5月、Larry Quinlan氏がJLL社の取締役に任命されました。

Quinlan氏は、Deloitte社のグローバル最高情報責任者として同社のテクノロジー戦略および運用の責任を担い、175か国で10,000人以上の情報テクノロジープロフェッショナルを監督していました。Deloitte社で33年以上にわたって重要な顧客関係の構築および維持を主導するとともに、IT、サイバーセキュリティ、およびデジタル戦略に関する広範な重要課題について会社の取締役会とCEOに助言を行ってきました。

Quinlan氏は現在、ServiceNow社の取締役を務めています。また、非営利団体であるKIPP Charter Schools MiamiおよびEasterseals South Floridaの役員を務めており、テクノロジー業界におけるエクイティとインクルージョンに重点的に取り組んでいる組織であるTechPACTの共同創設者でもあります。リーダーシップ、情報テクノロジーの変革、ダイバーシティ、エクイティ、およびインクルージョンなどのトピックについて頻繁に発言しています。

Quinlan氏は、西インド諸島大学で工業経営の理学士号、バルーク大学で経営学修士号、西インド諸島大学で名誉法学博士号を取得しています。

シニアバイスプレジデント、最高財務責任者、財務部長
Paychex, Inc.

Efrain Rivera氏は、2021年10月、JLLのディレクターに任命されました。Rivera氏は、財務および運用において、広汎かつグローバルな経験を持っています。氏は、統合型人材管理ソリューションを提供する一流企業、Paychex, Inc.のシニアバイスプレジデント、最高財務責任者、財務部長を務めています。以前は眼科用医療製品のグローバル企業、ボシュロム社の本社バイスプレジデントおよび最高財務責任者を務める他、高等教育行政に関わるなど、高度な管理業務を行う役職に就いていました。

また、ESL連邦信用組合およびRochester Regional Healthの評議員を務めています。

Rivera氏は、ケースウェスタンリザーブ大学のWeatherhead School of Managementで経営学博士、ロチェスター大学のWilliam E. Simon Graduate School of Businessで経営学修士、ニューヨーク大学で法務博士の学位をそれぞれ取得しています。Rivera氏は、ホートン大学において.理学士号を取得しています。