JLL、「SH by the square hotel 京都木屋町」の売買取引を支援
京都のホテルに対する高い関心を示す取引事例
東京 2023年12月22日 – 総合不動産サービス大手JLL(本社: 米国シカゴ、CEO & プレジデント: クリスチャン・ウルブリック、NYSE: JLL)のホテルズ&ホスピタリティグループは、霞ヶ関キャピタル株式会社の子会社が保有する「SH by the square hotel 京都木屋町」について、アングロ・フォーチュン・キャピタル・グループが支援する投資家への売買取引を支援しました。
2018年にオープンした当ホテルは、75の客室とレストランで構成されています。京都河原町駅、清水五条駅から徒歩圏内に位置し、清水寺、建仁寺、祇園など、市内の主要観光スポットやレストラン、カフェ、ショップ等40店舗以上を有する木屋町通から徒歩2分の場所に隣接しています。
JLLホテルズ&ホスピタリティグループ アジアパシフィック インベストメントセールス シニアヴァイスプレジデント 木暮直樹は次にように述べています。「京都におけるインバウンド需要の回復に加え、当ホテルの浅い築年数と立地の良さが魅力となり、国内外の投資家から強い関心を集めた取引となりました。この度、霞ヶ関キャピタル様の売却取引支援ができたことを嬉しく思います。」
アングロ・フォーチュン・キャピタル・グループ パートナー ベンジャミン・チョー氏は次のように述べています。「順調な回復を見せる日本のホテル市場での投資機会を得たことを嬉しく思います。アングロ・フォーチュン・キャピタル・グループにとって、本件は過去12ヵ月において日本で4件目となる投資案件です。2024年から2025年にかけて日本、オーストラリア、イギリスでの投資機会を発掘し、今後も投資を継続していく予定です。卓越したJLLのホスピタリティ専門チームと協働で本取引を完了できたことを嬉しく思います。次回もJLLチームと投資案件に携わることを楽しみにしています。」
日本政府観光局(JNTO)によると、2023年10月の訪日外国人客数は251万人に達し、2019年10月の訪日外国人客数249万人を上回りました。また、JLLによると、日本における2023年8月までの8ヵ月間のホテル取引額は約2,620億円に達し、前年同期比33.1%増となりました。この傾向は2023年後半から2024年にかけて続くと予測され、すでにいくつかの売買取引が合意または今後予定されています。
霞ヶ関キャピタル株式会社について
霞ヶ関キャピタルは、2011 年に東日本大震災で被災したショッピングセンターの立て直しから始まり、太陽光 発電所、保育園、アパートメントホテル、物流施設、ヘルスケア関連施設の開発、海外事業と業容の拡大を続けてまいりました。「その課題を、価値へ。」という経営理念のもと、今後も目の前にある社会的な課題と向き合 い、未来の価値へと転換するために力を注いでおります。https://kasumigaseki.co.jp/company/
JLLについて
JLL(ニューヨーク証券取引所:JLL)は、不動産に関わるすべてのサービスをグローバルに提供する総合不動産サービス会社です。オフィス、リテール、インダストリアル、ホテル、レジデンシャルなど様々な不動産の賃貸借、売買、投資、建設、管理などのサービスを提供しています。フォーチュン500®に選出されているJLLは、世界80ヵ国で展開、従業員約105,000名を擁し、2022年の売上高は209億米ドルです。企業目標(Purpose)「Shape the future of real estate for a better world(不動産の未来を拓き、より良い世界へ)」のもと、お客様、従業員、地域社会、そして世界を「明るい未来へ」導くことがJLLの使命です。JLLは、ジョーンズ ラング ラサール インコーポレイテッドの企業呼称及び登録商標です。jll.com