Skip Ribbon Commands
Skip to main content

News Release

【Notes from Davos】初めてのダボス会議に参加して


世界経済フォーラム(WEF)が開催されるスイスの町ダボスへは、日本からスイス最大都市チューリッヒまで直行便で12時間、それから車で2時間半の長旅です。直行便はスイス航空のみが全日空とのコードシェア便で運行しています。成田空港の搭乗口には、ダボス会議に参加すると思われる日本企業の経営者の方々を多く見かけました。その多くが奥様も同伴されており、中にはお知り合いの方もいましたので、早速ご挨拶。ダボス会議のネットワーキングは、成田空港から始まっていると実感しました。

20日からは始まった会議は、日本から50を超える企業、政府機関、教育機関、メディアがWEFに参加しており、今年は過去最高の参加数だそうです。安倍首相は国会スケジュールとの兼ね合いで参加を断念しましたが、代わりに甘利経済再生担当相、そして黒田日銀総裁、内堀福島県知事らが各セッションに参加する予定です。甘利大臣は、「Japan’s Future Economy」と題した講演の中で、安倍首相が2014年ダボス会議で示した成長戦略「アベノミクス」の進捗や、一億総活躍社会の実現に向けた取り組み、TPP(環太平洋パートナーシップ協定)による日本経済の成長見通しなどを説明し、日本への投資を呼びかける予定です。

また、黒田総裁は、「The Global Economic Outlook」と題するセッションで、インドの財務大臣らとともにパネリストとして登壇します。年明け後、世界の株式市場が不安定になっているおり、黒田総裁がどの様な発言をするか注目されます。

JLLでは、社長兼最高経営責任者コリン・ダイアー、取締役会長シーラ・ペンローズ、EMEA CEOクリスチャン ウルブリッヒを始め、6名がダボス会議に参加しています。会議初日には、都市経済、テクノロジーの観点から持続可能な都市に関するセッション「Delivering a New World of Cities」主催しました。注目する1つの都市として、東京も挙げられ、クライアントとの活発な議論がなされました。また、世界の都市活力ランキング「シティ・モメンタム・インデックス2016」レポートを発行しています。イノベーションや暮らしやすさの観点から都市力を比較しています。本レポートの日本語版は、1月25日(月)に刊行予定です。

会議2日目の夜に、幅広い業種の日本企業が主催する「Japan Night」がありました。このイベントは、日本のビジネスや文化を発信するとともに、日本企業同士のネットワーキング促進を図るイベントです。冒頭には安倍首相からのメッセージが紹介され、鏡割りのセレモニーでスタートしました。私もコリンとともに参加し、多くの日本を代表する企業経営者とお話しする機会を得ました。

「アベノミクス」がスタートして3年が経過しました。日本がかつて成長力を取り戻すにはこれからも大変困難で長い道のりが予想されますが、「Japan Night」からも感じられた官民一体「One Japan」のチームワークは健在です。今年のWEFのテーマである「The Forth Industrial Revolution」の荒波の中で、日本が重要な役割を果たしていける可能性を感じました。
​​