JLL 、2018年8月末時点の東京Aグレードオフィス空室率・賃料を発表

空室率 1.9%、2ヵ月連続で1%台、賃料は引き続き上昇

東京 2018年9月10日 


総合不動産サービス大手のJLL(本社: 東京都千代田区、代表取締役社長: 河西 利信)は、2018年8月末時点の東京Aグレードオフィスの空室率及び賃料を発表しました。


■東京Aグレードオフィス

空室率

空室率は1.9%、前月比横ばい、前年比0.9ポイント低下となった。2ヵ月連続で1%台となった。空室率は六本木・赤坂を含むサブマーケットで低下したが、中心業務地区の一部でみられた小幅上昇に相殺され、全体的としては安定的に推移した。丸の内・大手町は2ヵ月連続で1%を下回る水準で推移した。


賃料

月額坪あたり37,433円(共益費込)、前月比0.3%上昇、前年比2.4%上昇となった。年間上昇率は、2ヵ月連続で2%を上回った。賃料上昇を牽引したサブマーケットには赤坂・六本木、丸の内・大手町、日本橋が挙げられる。


東京Aグレードオフィスは月次、Bグレードオフィスは四半期ごとに発表予定です。

JLL オフィス定義

 


​東京Aグレード ​東京Bグレード
​対象エリア​
東京中心業務地区​ ​
(千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区)
​延床面積 ​30,000 ㎡以上 ​5,000 ㎡以上
​基準階面積 ​1,000 ㎡以上 ​300 ㎡以上
​階数 ​20 階以上 8 階以上
​竣工年 ​1990年 以降​
​1982年 以降
​新耐震基準 ​​適合​​

 
 

 


 

JLLについて

JLL(ニューヨーク証券取引所上場:JLL)は、不動産に関わるすべてのサービスをグローバルに提供する総合不動産サービス会社です。JLLは不動産市場を再考し、皆様のアンビション実現を支援する価値ある不動産の機会やスペースを提供するとともに、お客様、人、コミュニティにとってよりよい明日を築くことを目指します。2018年6月30日現在、JLLは世界80ヵ国、従業員約86,000名、300超拠点で展開し、フォーチュン500に選出されています。JLLは、ジョーンズ ラング ラサール インコーポレイテッドの企業呼称及び登録商標です。jll.com