シディは、ムンバイの中心市街地に往復3時間かけて出掛け、クライミングとフィジカルトレーニングを1日おきに行うという過密なトレーニングスケジュールをこなしています。ムンバイ全域でわずか2つしかクライミングウォールがないため、近郊都市のプネにもしばしば足を伸ばし、スピードクライミング施設を利用しています。
練習環境というハンデがあるにもかかわらず、シディは次のオリンピックで母国の代表選手の座をかけて競い合うことを楽しみにしています。そして自ら成功することでインドの次世代の女性クライマーを元気づけたいと考えています。
知っていましたか?
ムンバイ、デリー、バンガロールを脇に追いやって、プネやジャイプールといった比較的小さなインドの都市が機会の中心として頭角を現し、企業、ディベロッパーおよび投資家の目を惹きつけています。