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News Release

Tokyo

[確報-2015年上半期] 世界の不動産投資額、前年同期比9%増の3,330億ドル

2015年世界の投資額見通しは7,400-7,600億ドル


​​​​2015年8月3日 東京

総合不動産サービス大手のJLLグループ(本社:イリノイ州シカゴ、社長兼最高経営責任者:コリン・ダイアー、NYSE JLL、以下:JLL)がまとめた投資分析レポートによると、2015年第2四半期の世界の商業用不動産投資額は、前年同期比9%増の1,770億ドル※1、2015年上半期の投資額は、前年同期比9%増の3,330億ドルとなりました。JLLは、2015年の世界の商業用不動産投資額の見通しを7,400-7,600億ドルとしています。

なお、当レポートは7月15日に速報をリリースしています。(速報発表値:2015年第2四半期の投資額は、1,610億ドル<前年同期比横ばい>、世界の2015年第上半期の投資額は3,150億ドル<前年同期比3%増>、2015年世界の投資額予測は7,500-7,600億ドル)
また、日本の不動産投資に関しては、別途「Japan Capital Flows」を発行予定です。

ハイライトは以下のとおりです。

  • 2015年第2四半期の世界の商業用不動産投資額は、前年同期比9%増の1,770億ドルとなり、13四半期連続で1,000億ドルを突破。2015年上半期の投資額は、前年同期比9%増の3,330億ドルとなり、2四半期連続で3,000億ドルを超えた。(図表1)
  • 2015年上半期のアメリカ大陸の投資額は、引き続きアメリカでの好調な投資活動に牽引され、前年同期比20%増の1,530億ドルとなった。EMEAの投資額は、ユーロ圏の経済回復の影響を受け、前年同期比3%増の1,240億ドルとなった。アジア太平洋地域の投資額は、前年同期比2%増の560億ドルとなった。(図表1, 2)
  • 2015年上半期における都市別投資額では、ニューヨーク(258億ドル)が1位となり、2014年上半期1位だったロンドン(241億ドル)は2位となった。東京は、前年に引き続き3位(102億ドル)を維持し、続いてロサンゼルス(82億ドル)が4位となった。トップテン入りしている都市は、ロンドン、東京、パリ以外はすべてアメリカの主要都市が占めており、アメリカ大陸での好調な投資活動を反映している。(図表3)
  • 2015年通年の世界の商業用不動産投資額は、このペースで推移すれば2007年と同レベルの7,600億ドルになる可能性があるものの、投資物件の不足がみられることなどから、投資額は7,400-7,600億ドルと予測している。(図表4)

JLLグローバルキャピタルマーケット リサーチダイレクター デヴィッド・グリーン・モーガンは次のように述べています。
「引続き世界的に活発な投資活動がみられ、2015年上半期はより高利回りな物件への投資機会を求める海外投資家も多くみられました。日本も引続き海外投資家が注目する投資先の1つであり、都市別投資額でも3位となっています。2015年後半は、上半期以上に投資活動が活発化し、リーマンショック前の2007年と同レベルの投資額に達する可能性もあると予測しています」

図表1:商業用不動産への直接投資額
図表1:商業用不動産への直接投資額

図表2:商業用不動産への直接投資額 地域別2007年第1四半期-2015年第2四半期
図表2:商業用不動産への直接投資額 地域別2007年第1四半期-2015年第2四半期

図表3:2015年第2四半期 投資活動が最も活発な世界10都市
図表3:2015年第2四半期 投資活動が最も活発な世界10都市

図表4:2003年-2015年 地域別取引額 実績値と予想値
図表4:2003年-2015年 地域別取引額 実績値と予想値

【補足】
※1: 通貨単位は、別途記載がない限りすべて米ドルとします。
※2: それぞれの取引における取引日の為替レートを採用(1ドル=118.98円~124.86円)​




JLLグループについて
JLLグループ(ニューヨーク証券取引所上場:JLL)は、不動産オーナー、テナント、投資家に対し、包括的な不動産サービスをグローバルに提供する総合不動産サービス会社です。世界80ヵ国、従業員約58,000名、230超拠点で展開し、年間の手数料収入は約47億米ドル、総売上高は54億米ドルに上り、フォーチュン500にも選出されています。2014年度は、プロパティマネジメント及び企業向けファシリティマネジメントにおいて、約3億1,620㎡(約9,486万坪)の不動産ポートフォリオを管理し、1,180億米ドルの取引を完了しました。JLLグループで不動産投資・運用を担当するラサール インベスト マネジメントは、総額560億米ドルの資産を運用しています。JLLは、ジョーンズ ラング ラサール インクの企業呼称及び登録商標です。

JLLのアジア太平洋地域での活動は50年以上にわたり、現在16ヵ国、80事業所で30,000名超のスタッフを擁しています。2014年インターナショナル・プロパティ・アワード・アジア・パシフィックでは7ヵ国・地域で「最優秀不動産コンサルタント賞」を受賞、 また2013年ユーロマネー・リアルエステート・アワードにおいては9つの賞を受賞しました。